PROJECT STORY

02

リニューアル工事で、
丸の内エリアの発展を支えていく。

東京・丸の内は斎久工業が創業当初から携わってきたエリア。
このリニューアルプロジェクトは建築物が出来上がった後、
その建物内部の快適空間を継続的に支えるとともに、点ではなく丸の内一帯という面でも建物の未来を支えている。

プロジェクト(工事)概要

丸の内周辺の新築にて施工したビルの設備工事のリニューアルを担当:
丸の内ビル/丸の内パークビル/三菱ビル/丸の内二丁目ビル/永楽ビル/三菱UFJ銀行本館/三菱商事ビル
明治安田生命ビル/東京国際フォーラム/東京ダイヤビル 等

PROJECT MEMBER

近江 良教

東京支社 第一リニューアル部第一課

近江 良教Yoshinori Ohmi

1999年入社。
新築からリニューアル物件まで経験豊富な課長。
丸の内事務所をまとめるだけでなく、他事務所の社員のマネジメントも行う。

小出 傑

小出 傑Takashi Koide

2006年入社。
様々な経験を積み、現在は主任として丸の内事務所の数多くの案件を担当。
親切・丁寧な仕事は周囲からの信頼も厚い。

リニューアル特有の夜間工事の苦労

日本経済・ビジネスの中心地であり、エリアのランドマークとなる建物など、丸の内の発展に関わり続けるプレッシャーの大きな仕事。
稼働しているビルの営業に支障をきたさないことが前提のリニューアル工事にどう取り組んでいるのか。

リニューアル特有の夜間工事の苦労

近江

私たちは丸の内エリアのビル建物の中・長期修繕計画に基づく改修工事の他、原状回復工事や修理工事など、常時、複数の案件を担当しています。改修工事の一番の特徴ですが機能を停止しての作業となるため、お客様が営業していない夜間工事がメインの仕事となります。建物の性能・価値を向上させるための設備を提供するため、調査から設計、施工、保守に至るまで万全な一貫体制で工事にあたります。

小出

リニューアル案件は工事条件の制約が多く、騒音など迷惑をおかけしないよう作業にも充分に配慮しなければなりません。

近江

施工を進めていく中で丸の内事務所に従事した当初は昼間に打合せして、夜間および土・日がリニューアル工事の立会いということもあり、体調管理に気をつかいながら、業務を進めていましたね。今は週に1回の社内打合せの他、昼と夜で業務の引き継ぎが分断されずに、改修工事をミスなく無事に完了するための工夫をいろいろしています。例えば、お互いの担当者が顔を合わせること、現場写真で頻繁に報告しあうこと、通信アプリを使いコミュニケーションを密にとること、などです。

人員のやりくり、勤務時間の短縮も課題

昼間の打合せと夜間工事の2つの業務タームがあるため、人員体制の確保などにも万全を敷いているという。

人員のやりくり、勤務時間の短縮も課題

近江

工事の特性上、どうしても長時間勤務になりがちですが、世の中や会社の方針もあり、限られた時間の中で働くことが求められるようになっています。マンパワーの確保として設備工事を熟知した人材などを効率的に配置することで、業務の効率化を図っています。

小出

毎日、お客さんからは確認などの電話が引切りなしに掛かってくるのもリニューアル工事の特徴です。時には夜中ということもあり、何かトラブルか!と思う、あって欲しくない瞬間です・・・。

近江

新築案件とは異なり、リニューアル工事というのは何事もなく納めて当たり前というのが共通認識です。担当者としては気を張っている時間が長いので、オンとオフの切り替えが大切です。目に見えない部分も含めて業務上のブラッシュアップ、個々のレベルアップは可能だと思うので、そこは追求していきたいです。

成長したところ&今後の目標

給排水など設備工事において新築案件とは違うところもあるリニューアルという仕事。
どんなやりがいを感じ、どう向き合っているのか。

成長したところ&今後の目標

近江

苦労したリニューアル工事のビルについては思い入れが深いというか、愛着のようなものが湧いてきますね。工事の予算も任されるので、施工がスムーズに進み、計画どおりにいったときには達成感があります。

小出

振り返ると、お客さんと打合せして見積をつくり、受注、工事の実施、請求まで、リニューアルの業務を独力でできたときは自分でも喜びと成長を感じました。若手時代からひとつずつ丁寧に対応することで、現場の信頼も得られたと実感しています。

近江

私が日頃から心がけているのは、円滑に仕事が進む環境をつくることと、人を育てることです。メンバーの成長する姿を目の当たりにすることがとても嬉しいし、やりがいを感じます。これからは丸の内事務所に関らず、第一リニューアル部の社員みんなの成長を促せるよう尽力していきたいです。

小出

今後も改修工事のニーズはますます高まると思うので、自分自身のスキルや提案力などもより高めていく必要性を感じています。個人のレベルアップが工事の発注や利益、業務の効率化にもつながりますので・・・。あとは、所長として全体の仕事を広い視野で見渡しながら事務所を運営できるようなることが目標です。

未来の仲間へのMessage

どんな人に斎久工業に入社してもらいたいですか。求める人物像とは。

小出

元気があり、人とのコミュニケーションが好きであれば仕事はどんどん楽しくなると思います。はじめからこの業種に知識や興味がなくても大丈夫ですし、誇りをもってチャレンジできる仕事です。

近江

事柄に対し自分の意見を持ち、自ら発信できるような人が建設業に必要だと思うので、そんな仲間と働きたいですね。困った時は相談・面倒を見てくれる人たちが待っています。